お気に入りの施術着

今日はリラクゼーションサロンでお客様にご用意しているお着替えについて書いてみたいと思います。

Peaple Treeのオーガニックコットン100%のパジャマ

ほんとうにお気に入りで自宅でも愛用しているのですが、

私に肌触りがいいという言葉の意味を教えてくれた思い入れの強いパジャマです。

このパジャマを着て寝て目覚めた朝、

ぐっすり寝たなぁ..と、疲れが取れている感覚があって

着るものでこんなに違うのかと驚き、誰かに着て欲しいなとずっと胸に秘めていました。

Peaple Treeは1991年に創立されたフェアトレード(適正な価格で取引される公正な貿易)の会社で、

このお店を知ったきっかけは私が24歳頃に、好きなモデルさんがblogで紹介していたからです。

それまでは安くて色々な服を試せるファストファッションを好んで買っていましたが、

私がファストファッションを楽しむまでには沢山の搾取があることを知りました。

・安く大量に綿花を作らなければならず、害虫に強い遺伝子組み換えの高い苗を買わざるを得ないが、気候変動による不作も多く借金に悩む農家さんが多くいること

・害虫は学んで強くなるから、さらに害虫に強い苗や農薬を撒くことで環境汚染を進めたり農家さんの健康を害すこと

・これらの要因から自宅の農薬を大量に飲んみ自ら命を絶つインドの農家さんは30分に1人いること

・バングラデシュでは工場働きに沢山の女性が都市部に移動し竹で骨組みされたトタン板でできたうさぎ小屋のような小さな家に住み、朝7時から12時間労働、週7日労働..(解雇になるのを恐れて休みが欲しいと言えないそう。)

オーガニックコットンの方がそうでないものより環境に優しいことは明らかですが、

適正な賃金が支払われることの大切さも同時に感じました。

手織りにすることで女性たちは都市部に行かずに済み、子供と暮らしながら生活できます。

印象的だったのは、今まで服のどの部分を縫製しているのかわからずに仕事をしてたけど

自分が今どんなものをつくり、それがどう渡っていくのかがわかるからやりがいを感じると話していたこと。

私は社会活動家でもないし

絶対オーガニック主義って訳でもないけど、

使うもののストーリーを知ると大切に使えるし、

やりがいを感じながら織られたものを身に纏っていると思うとあたたかな気持ちになれる。

特に何かあったわけじゃないけど

最高の普通の一日にしてくれる

私のとってもお気に入りのアイテムのご紹介でした^^

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